【~べき主義】 「こころ」のメルマガ

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ハート・コンシャス その3
【~べき主義】

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今回は悩みの原因のとなる一つ、『~べき思考』についてです。

もう何十年も前になりますが、社会人になってしばらくした頃の話です。
僕と会社の先輩とでトラブルが有ったんですね。

揉めた僕と先輩の間に入ってトラブルの内容を尋ねた上司に、僕は喰ってかかりました。
「○○という出来事に対し僕はこうしたのに、先輩はその方法に対して批判的なんです。でも、僕のとったやり方って、【常識】じゃないですか!」

それに対して上司は、静かにこう答えました。
「ねえ、それは【君の常識】だよ」

つまり、上司は『君には君の、彼には彼の常識がある。常識は誰でも同じだと思っているが、実は人それぞれ異なるものなのだ』と僕に諭してくれたんですね。
これは僕にとって大変ショックな一言でした。
それまでは、『常識というものは、誰でも同じものであるべきだ』と信じていたのですから…。

また、別の出来事の時の話ですが、これまた或る上司から言われて、今でも心に残っている一言が有ります。
僕が何かの折に、「そんな事は僕が言わなくってもわかる筈の事でしょ!」と言ったとき、「おいおい、血の繋がった親子や長年共に暮らした夫婦でも、お互い言葉に上手く表さなければ理解し合えないのに、仕事だけの関係の赤の他人が『言わなくってもわかる』わけがないじゃないか」 と上司の一言。

ほんと、その通りなんですよね。
この言葉は、今も大事に講師の時などに使わせていただいています。

さて、『~べき主義』の話に入りましょうか。
「負けない自分をつくる心理学」(J ディノス/國分康孝著)という本から引用させてもらいますね。

以下引用文
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不合理な思い込みの三本柱=”自分を追い込む”主犯

1 私はうまく物事を成し遂げて、私にとって大切な人達に認められなくてはならない
2 世間の人々は私に対して、公正に親切な態度で接すべきである
3 私の身の回りの環境は快適でなくてはならず、大きな困難などあってはならない

中略

相手は私の欲するとおり行動すべきであるというイラショナルビリーフ(不合理な思い込み)に固執して相手を変えようとするよりは、自分を変える方が能率的だということである。
(つまり)
相手に合わせるのをためらうな、となる。

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そして、この本では、大事なのは「『べき化』を自分の頭から消し去ること」 と言っています。

頭を他人に対して、そして自分に対して柔軟にする事…。
これは大変難しいことですが、「うんうん、そんなんも有りかもネ」 と口に出して言ってみると、少しは何かが変わるかもしれませんね。




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