【欲しいものが手に入らない】 「こころ」のメルマガ

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ハート・コンシャス その15
【欲しいものが手に入らない】

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今回は、前回からの続きとして『求不得苦<欲しいものが手に入らないこと>』についてです。

随分前の自動車の広告で「いつかはクラウンに」というのがありました。
上手いコピーだなぁと当時は感心しましたし、またあの頃は確かに心の奥底にそのような欲求を持っていた人も多かったのではないでしょうか。
でも、バブルが崩壊してからは、もっと昔に主流だった小型の車に流れが戻ってしまいました。
これは、『何かの欲求を満足させるには、そのプラス部分を感じた分だけ、それ相応の苦労(マイナス面)が必要である』という言わばあたりまえの事を、沢山の人が再認識したからだと思います。

何かを得て満足する為にはどれだけの代償が必要か…。
結局、どんなことでもプラスとマイナスはあるものです。
ただでクラウンを貰い続ける事なんて有り得ないし、またあったとしても他の何かの代償はかかってきます。
別に車だけではなく、好きなもの(人)を手に入れる為には嫌いな事(例えば労働時間の増大)がセットで付いてくる場合が多いですよね。

ただ、例外も有ります。
上記の例で言えば、仕事が好きで労働時間の増大が苦にならない人がそうですね。
もっとも、自分の好きな仕事に付けて、尚且つその仕事内容が自分の個性とピッタリと合って、しかも優れている人なんて、ほんの僅かです。
だから、やっぱり『嫌いなものを、好きになれ』とは言わないものの、出来るだけマイナスと感じないようにする工夫が必要ですね。

さて、上記のようにマイナスの部分を上手く変化させられない時、つまり『嫌いなものは嫌い!』となった時は、欲望の対象(手に入れたいモノ)について考えなくてはなりません。
  最近『小欲知足(欲張らず、満足を知る)』という言葉をよく聞くようになりました。
これもブッダの言葉ですが、現代では欲望のセルフ・コントロールと言った方がわかりやすい気もします。
心が楽になるには、結局この言葉に尽きるとお釈迦様は考えられたのでしょうね。

もちろん、欲望の対象はモノだけではなく人であったり出来事であったり、地位や名誉であったりといろいろですが、『清く貧しく』とか『欲望を持たない』とかいう無理な話ではなく、望むものへの代償は必ず必要だし、それがキツかったら無理はしないという考え、つまり「なければないでいいや」という気持ちでいけば、『求不得苦』の苦悩は少し和らぐのではないでしょうか。

                      ------続く




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