【非合理的な思い込み】 「こころ」のメルマガ

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ハート・コンシャス その42
【非合理的な思い込み】

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前回の続きとなりますが論理療法についてもう少し。

論理療法のポイントは、
『ある出来事自体が私達を悩ませている』
のではなく、
『その出来事をどのように受け取っているか、その受け取り方が私達を悩ませている』
という考えにあります。
つまり簡単に言うと、【モノはとりよう】ということになりますね。

例えば、成功した人達の中でよく出てくる話ですが、「あの時病気になって、かえってよかった」というのがあります。
また、「あの時、挫折を味わったおかげで、その後成長できた」というのもよく聞く話です。

『病気』というモノをどのように受け取るか…。
これらは『モノはとりよう』、つまり物事の受け止め方の『良いほうへとる』最たるものです。 『病気』を最悪な『モノ』としか受け取れない人と、『じっくり考えるいい機会』と考える人では、その後の展開は違ってあたりまえです。
でも、悪い方のみに受け取ってしまうパターンを、人は知らず知らずのうちにしてしまうんですけどね。
しかもそういう偏った【思い込み】は得てして心の中に定着しがちです。

前回はデカルトを紹介しましたが、彼と並ぶ偉大なる哲学者ベーコンは、人間の心に住み着いて真理の認識を妨害するものをイドラと呼びました。
先入観というのが、その最たるものです。
この間違った思い込み、例えば「妻は自分に対して母のようであるべきだ」などが典型的なものですが、これらが人や周囲を不幸にします。
『悩み』や『苦しみ』をジャカスカ生産しているのは、このような非合理的な思い込み(これをイラショナル・ビリーフ)なんですね。

さて、ちょっと考えてみてください。

「部下は上司のいうことをきくものだ」を「上司は部下のいうことをきくものだ」に変えてみたらどうなるか…。

「成績が良くないと人生は駄目になる」と子供を叱る親は多いと思います。
でも「あんなに成績が良かったのに、人生はわからないものだね~」という話も世の中には結構多いのではないでしょうか。

お金が『無い』から不幸なのか、お金が『欲しい』から不幸なのか。

人と向き会うと緊張して話ができないのがいけない事なら、人と向き合うと延々と話しまくるのは良い事なのか。

いろいろと言葉を入れ替えてみるのもいい事だと思いますよ。
難しく考える必要はありません。
別のパターンを考えてみるというのは、簡単な頭の体操みたいなものです。

でも、慣れてくると間違いなく『悩む量や回数』は減ってきます。
大事なのは【柔軟な枠組み】でいることなんですね。




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