【うつ状態の時の考え方】 「こころ」のメルマガ

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ハート・コンシャス その61
【うつ状態の時の考え方】

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今回は『うつ状態』についてです。
(『うつ病』ではありませんのでご注意ください。)

この『うつ』の状態というのはどういうものかと言うと、要は『心のエネルギーが少ない状態』と考えていいと思います。
交流分析でいうと、【FC】のパワーが少ない時と言えるでしょう。
(交流分析については、下記のページをご覧ください。 http://www.ops.dti.ne.jp/~iwh/kokoro/ta.htm )

体力が有るとか無いとか言いますよね。
気力も同じです。
そんな感じで【心力】というのを想像してみてください。

体力に例えるならば、普段なら歩いていける場所でも『体力が無い』状態だと、バスやタクシーを使わなければなりません。
背中にリュックを背負っているイメージを浮かべてください。
そして、『悩み事』や『問題』や『不安』は、大小さまざまなビンやペットボトルと考えてみましょう。
それらの中身が『問題』等だとします。

人生は、この『問題』というペットボトルが、次から次へと貴方に手渡されていくようなものです。
そして、『問題を片付ける』というのは、そのペットボトルの中身をカラにしていくことです。

簡単な『問題』なら、その場で解決することができるでしょう。
そして、その場で解決できない問題は、取り敢えず背中のリュックの中に入れておくこととなります。

このリュックの中の、ビンに入った『悩み事』や『問題』や『不安』は、全て貴方が片付けるわけではありません。
蒸発する(時が解決する)ことも有りますし、誰かが片付けてくれる事もあります。

では最初の話に戻りますが、『うつの状態』というのは、この『その場で解決するエネルギー』が少ない状態と、『リュックをかつぐエネルギーが少ない(重いリュックに耐えられない)』状態なんですね。
よく、『うつ』の人に『頑張れ』って言っちゃいけないって言うでしょ?
あれって体力で考えたら簡単にわかる事なんです。

風邪をひいて体力が落ちて、動きが鈍い人に、「一生懸命走れ!」とか、「重いものを担げ!」なんて、誰も言わないですよね。
だから、【心力】が落ちている人に「頑張れ!」と言っちゃいけないんです。
その場その場での問題の処理スピードが落ちていて、しかも重いリュックを担げない状態なんですから。

ところが、困ったことに、体力と違って【心力】というのは、あまりなじみのない概念だし目に見えないものなので、周囲はおろか本人もよくわからないまま【心力】のある時と同じペースで考えちゃうんですね。
つまり、目の前のペットボトルをカラにする(問題を解決する)ことができるような気がしているし、大きく重いペットボトル(悩み事)も、相変わらずキャパのないリュックの中に突っ込んじゃうんです。

無理なんですよね。
ペットボトルの一個一個は持てても、数がまとまれば重くて持てない…。
【心力】が低下すると、そんな事もわからなくなっていくんです。

だから、解決方法というのは、すごく当たり前の事なんですが、【手渡されるペットボトル(問題・悩み事・不安)を減らす】ことです。

もう、リュックは一杯なのだと、自分でも認識し、周囲にも表すことなのです。
2リットルのペットボトルを、元気な時には20本持てても、【心力】が弱っている時には5本しか持てないのです。

次に大事なのは、全てのペットボトルの中身を、自力でカラにしようと思いがちになってしまうパターンから抜け出すことです。
上記のように、ペットボトルの中身がカラになる(問題が解決する)ときは、自分がカラにする場合だけではなく、時が経つと蒸発してなくなっている時だって結構多いのです。

「そんなこと言ってても、今、苦しいんだよっ!」

------それはわかります。
ただ、『全て自分が解決しなくてはならない』という思い込みは、あまりいいことではありません。

頑張るのは【心力】の有るときにすればいいのです。
【心力】が低下している時は、無理なモノは無理です。
できないモノはできないし、「しょうがない」のです。

「じゃあ、そんな時には具体的にはどうすればいいの?」

まずは、そんな時は、自分にペットボトルを渡す人と遠ざかりましょう。
『うつ状態』になる人なんて、いい人ばかりです。

断れない人が多いのです。

ペットボトル(問題)を渡されたら、平気で突き返せるくらいの図太さがあればいいのですが、ついつい受け取っちゃうんですよね。
だから、渡されにくいポジションをとりましょう。
だって体温が40度近い高熱を出している時に、他の人の世話なんてやけるワケがないのですから。

次は「しょうがない」という言葉を受け入れましょう。

カールルイスならいざしらず(←古いな~)、普通の人は100mを8秒台で走れるワケがないのです。
「もぉ 知らん!」 で、いいのです。
例えそれが自分でやらなくてはならないことだとしても…。

「そんな、いい加減な…」

------だって、体力が落ちた時は寝てるでしょ?

いい加減でいいのです。
『心力』が回復した時に、『いい加減じゃない』人でいればいいじゃないのでしょうか。




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