【執着を想い出に】 「こころ」のメルマガ

前のページ ・・・・・・ 次のページ



☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
ハート・コンシャス その76
【執着を想い出に】

☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

船には錨っていうものがありますよね。
錨は英語ではアンカーって言います。
そしてアンカリングというのは、『錨を打ち込む』ことです。
焦点を合わせたり、大切な事をきっちりと頭に覚えこませる時などにも使いますが、実は【執着】というのもこのアンカリングを自動的に行っている【心の行動】なんですね。

錨を下ろすと、船は流されてはいきません。
つまりある一定の範囲内で安定しているワケです。
ところが見方を変えると、錨を下ろした船は『その範囲内しか動けない』んですね。
【執着してしまう(心が捕らわれる)】というのは、そういう事なんです。

そして、これは無意識のうちに自動的に行われる為、とっても厄介です。
よく、【執着したらダメ】とか言いますが、するつもりはなくても自動的にしちゃうんですよ、人間って…。

あと、【しがみついていないで、手放しなさい】って言うでしょ?
これも難しいんですね。

フロイトは、人間の1歳後半から3歳くらいまでの時期を肛門期と呼んだのですが、ここの段階でつまずくと執着心が強くなる、とも言われています。
そんな昔の事を言われても と、思っちゃうのですが…。


では、どうしたらいいのでしょうか?

実は手放すことに必死になる前に、手放したあとの自分のイメージが必要なんですね。
つまりこういう事です。

執着する、ということは自動的に【アンカリング】してしまったという事です。
この打ち込まれた船の錨を引き上げようと必死になる前に、次に訪れたいところをイメージするのが大事なんです。
この先訪れたい【港】が心の中に存在していないうちは、錨はとっても重く、人は錨を降ろした地点の近くをいつまでもグルグル廻っています。

さて、行きたいところ(自分の進みたい未来)のイメージがハッキリとしてきたとします。
すると、不思議なことに、あの重かった錨がだんだんと軽く感じてくるんですね。

そして、この段階で必要なのが【計画】です。
次の港をイメージし、そこへ向けて今の港を出発する為の計画を作成しましょう。
この【計画を立てること】が、執着という錨を引き上げる為の、最高の手段なんです。

ここまでくれば、もう、錨は引き上げられます。

引き上げられた錨は【執着】から【想い出】に変っています。
そしてその想い出を持って、次の目的地へと船出しましょう。
忘れようと無理をするから、いつまでも執着してしまうんですよ。
錨が気になって下(海の底)ばかり見ていたら、とっても辛い人生になってしまいます。
水平線の彼方にはきっと素敵なことが待っていますよ。




    Copyright(c)2006 合同会社ベルコスモ・カウンセリング
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

この内容はベルコスモ・カウンセリングの鷲津が、愛知大学OCでの講義の内容を元に書いております。
著作権は合同会社ベルコスモ・カウンセリングにありますので、無断使用、複写等はできません。ご了承ください。


♪楽しく、役に立つ心理学やカウンセリング理論を学びませんか?
毎週火曜日(午後、夜間)に名古屋で、月曜の(午後、夜間)夜間に一宮で『心理カウンセラー講座』を開いています。
月1回の土曜集中講座(12回完結)もありますよ!

詳しくはコチラ→ http://bellcosmo.net/kouza.html

カウンセリングのご相談は、下記までどうぞ。
遠方の方には電話カウンセリングも行っております。
愛知県一宮市本町2-3-2 イトカンビル4F 0586-23-5575
合同会社ベルコスモ・カウンセリング
belcosmo@jade.dti.ne.jp
参照⇒http://bellcosmo.net/service.html


======================================================= 合同会社ベルコスモ・カウンセリングでは、 ☆ 講演(主にコミュニケーションについて) ☆ 講師 ☆ 心理カウンセリング ☆ お子様の進路指導及び教育相談を行っております。



 

お問い合わせはコチラへ!



ページトップに戻る