【適度な依存】 「こころ」のメルマガ

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ハート・コンシャス その90
【適度な依存】

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僕は毎週月曜と火曜はカウンセラーを目指す人達に講義をしているんですけど、今回はその人たちに『依存』について突っ込んだ質問を受けたので、それについて書いてみます。

依存症とか共依存とか、最近はよく依存という言葉を聞きますよね。
これらのおかげで、依存というのはとっても悪い事のようなイメージを抱いておられる方が増えたような気がします。

でも、依存というのは誰もがするし、その傾向は持っているんです。
問題なのは、過度の依存なんですよね。
『依存』という言葉を『頼る』という表現に置き換えてみると(もちろん、厳密には両者の意味は異なってきますが)、誰もがする事である というのがよく理解できるはずです。
例えば、『信頼する』という言葉は、良いイメージでしょ?
でも、これは『信じて・頼る』ということです。
だから『信じて頼ったら、イヤ! と断られた』ときに、人は「裏切られた」と大ショックを受けちゃうんですね。

これをちょっとわかりやく書いてみましょう。

【思うように行かない(自信を無くす=自分は頼りにならない)】
    ↓
【自分では何ともならないので人に頼る】←この時点で、もう凹んでいる
    ↓
【頼った相手に断られる(周囲や社会に対しても信頼できなくなる)】=超凹む
    ↓
【自信もなく何も信じられない】
    ↓
【ますます思うようにいかない】


これで立派な悪循環の完成です。

さて、その上で…。
では、だから『頼るのは悪いこと』か? と言われると、僕はそうでもないと思うんですね。

人生として考えると、まず子は親に頼ります。
そして成長し、夫(妻)は妻(夫)に頼ります。
最後は老人は子供に頼ります。

この流れを全部否定してもしょうがないと僕は思うんです。
お互い頼り頼られることによって、楽しい暮らしが築くことができれば、それはそれでいいのではないでしょうか。

ただ問題は、冒頭にも書いたように【過度の依存】なんですよね。
これは依存される人の心を壊すのはおろか、依存する人の心も壊していきます。

もう一つは、『頼られたからといって、人は必ずそれに応えなければならないワケではない』という【当たり前のこと】を、人間はついつい忘れてしまうんですよね。

『自分が頼った相手は、それに応えるべきだ』というのは勝手な考えだし、同様に『自分が頼られた場合は、必ずそれに応えなくてはならない』というの、あまり合理的な考え方ではありません。
でも、ついつい我々は、この合理的ではない考え(イラショナル・ビリーフ)に巻き込まれる場合が多いんですね。

『依存』したりされたりして上手くいかなかったからといって、ずっと孤独の道を進むというのは、あまり良い人生とはいえません。
適度な依存は、『信頼』や『助け合い』につながることだってあります。

大事なのは結局、【過度】に陥らない【バランス】なのではないでしょうか。




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