【ニーバーの祈り】 「こころ」のメルマガ

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ハート・コンシャス その119
【ニーバーの祈り】

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今回は『不安』についてです。

人が不安に陥った時、こう声をかける人がいます。「冷静に考えたら?」

これって、実は無理なことを言っているんですね。
だって、『冷静じゃない状態』を『不安』って呼んでいるのですから。

さて、そんなパラドックスめいたお話はさておき、ちょっと次の詩を読んでみてください。

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変えられるものは、変える勇気を

変えられぬものは、受け入れる謙虚さを

そして、それを見分けられる智慧を授けたまえ

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これは、セラピストの近藤裕先生が座右の銘とされている、アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーの詩です。
そして、近藤先生はこう書かれています。

≪運命を変えたいと思っている人は多い。
でも自分は変えたくないと思っている。
これでは、運命など変わりはしない。
自分が「本当に変わりたい」という願い、変える勇気が、運命の扉を開く鍵なのだ。≫


…そうなんですよね。
本当に、ここにかかれている『変える勇気』は、大事だと思います。

また、この詩にある『変えられないもの』ですが、変えようとしても変えられないものの代表格が、【自分以外の人の心】です。
人の心を自分の満足のいくようにコントロールしようとしても、やはりどこかで無理が出ます。
人の心を柵で囲おうとしても、それはやはり不可能です。
なのに、誰もが「どうしてあの人は、こうしてくれないんだろう」と悩み、辛い思いをしてしまうんですね。

「あの人が、○○したらどうしよう」という心配は、『あの人の心』をコントロールできない以上、しても無駄なんです。
「今度の台風が、自分の家の真上を通ったらどうしよう」という心配と、理屈は同じです。
今、自分にできる事は、『自分の家で、飛ばされそうなモノを片付けたり、倒れそうなものを補強したりする』こと。
つまり、上記の例で言えば、できることは『あの人の心をどうにかする』ことではなく、『自分の心をどうにかする』ことなんですね。

さて、近藤先生がこの詩について書かれている文の結びには、こうあります。

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このような「気付き」が深まるにつれ、変えねばならないもの、変えたいものが見えてくる。
また同時に、変えられないものも見えてくるのである。
そして、「いちばん変えなければいけないものは自分であり、変えられないものは他人である」ということが見えてくる。


「人生をもっと楽しんで生きられる心理学」近藤裕著より引用
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僕のカウンセリングというのは、普段はあまり意識していないけど、ここのところが目標になっているなだろうなぁ って思います。




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