【本音とタテマエ】 「こころ」のメルマガ

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ハート・コンシャス その139
【本音とタテマエ】

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今回は、『本音とタテマエ』についてです。

交流分析のエゴグラム心理テスト(下記ページ参照)などで、その人の厳格さや人をヒントロールしたがる度合いを示すCPというのがあるのですが、その中に「ルールを守らない人を見ると許せないほうですか?」という感じの質問が、よくあります。
( http://www.ops.dti.ne.jp/~iwh/kokoro/ta.htm )

この質問に「はい」と答えた人に、僕はこう質問することがあるんですね。
「じゃあ、貴方は制限速度が40kmの道路は、40kmで車を走らせているんですか?」

すると、たいていの方は、苦笑いして首を横にふるんですね。

車の例で言うと、ルールは『守るべきもの』であり、ホンネは『早く行きたい』という心の欲求であると考えてもいいでしょう。
つまり、これはホンネとタテマエの葛藤とも言えます。
タテマエなんか無視してホンネでばかり行動していたら、すぐに『自己中心な人間』として、誰もつきあってくれなくなるだろうし(程度によっては、警察に逮捕されるでしょうし)、逆にあまりにタテマエに従っていると、心が重圧に負けて、ホンネが押しつぶされ、感情が浮かばない人間になることもあります。

やっぱりバランスが大事ですね。

ところで、精神科医の頼藤和寛氏は、持ち前の辛口のユーモアを混ぜながら、≪他の人が信じたがるか、認めざるを得ない内容を、自己の利益のために、まず本人が信じ込み、次に堂々とその信念を吐露するという戦術である。人間は自己の有形無形の利得のためなら、自分の心理内容までを変容させる、ここにおいて手段としての心と言葉は、その進化をきわめたと言ってよい。これが広義のタテマエの誕生である。≫と仰っています。(「人間関係ゲーム」頼藤和寛著より引用)
【タテマエ】対【ホンネ】として考えるのではなく、【タテマエ】というものを、【ホンネ】という自分の欲求を成就させる手段として、考えたワケです。

そして頼藤氏は、ズバッとこう指摘しています。
≪相手がまんまと信じてそれに随ってくれるタテマエで、相手を縛りつつ、こちらは自分のホンネを実現させていく方法、これが世渡りの本質なんですね。≫(同書より引用)

確かにそうかもしれませんね。

だとすると、鬱になる人は、そういう世渡りが上手な人に、巧く縛られてしまい、相手のホンネが実現するように努力し、自分のホンネは出してはいけないと、ひたすら押さえ込んでしまう人間ということになるのでしょうか。

ホント、気をつけないといけませんね。






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