【やさしい言葉の危険性】 「こころ」のメルマガ

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ハート・コンシャス その140
【やさしい言葉の危険性】

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確か河合隼雄先生の本に書かれていたと思うのですが、例えば子どもが遠足に行った時、「遠足、楽しかった?」って聞く親が多いそうですね。

そりゃ、そうやって聞かれたら、子どもは「うん」と言いますよね。
そしてこの会話は、「そりゃよかったね」で終わってしまいます。

何がよかったのか、よくわからない…。

他にもありますね。こういうことって。
奥さんが旦那さんに晩御飯の時、「今日のおかず美味しい?」とか…。

こういう時、聞かれたほうはとっても答えにくいんですよね。


さて話はちょっと変わりますが、カウンセリングの話なんかでよく出てくる言葉で、こういうのがあります。

「人に嫌われるのが怖いからって、我慢を重ねなくてもいいんですよ。無理して怒りを押さえ込まなくてもいいんです。表に出したらどうですか?」

確かにそうです。そのとおりなんですよ。
僕もこういう事を言ってますし。

でもね…。

その人が怒りを表した結果、嫌われたらどうするの?

我慢をせず、怒りを表したら、もっと激しい怒りが返ってきたり、仲間はずれにされて凄く孤独な状態になってしまったら?


考えちゃうんですよね。
『その時にカウンセラーは責任を取れるんだろうか』って。

人間って、ポジティヴな言葉や、やさしい言葉が好きなんですね。
やさしい言葉をかけてもらうと、確かにホッとしますし、時には涙が出たりします。

ただ、この『怒ってもいい』という言葉には気をつけないといけません。
だって、【怒る】ということは、【戦う】ことでもあるからです。

戦う以上は【勝算】が必要だし、【戦略や戦術】も必要です。


最近とっても、自分の言っていることは『きれい事』ではないか、と考えるようになってきました。
(元々、これはよく考えるタイプなんですけどね。)

【怒り】というのは、『○〇してほしいのに、してくれなかった』という思いから発生する(ことが多い)感情です。
ということは、怒るのも結構だけど、『○〇してほしい』という思いを上手に相手に伝え、そしてその思いを実現することが大事なんですよね。

『ポジティヴな言葉』や『やさしい言葉』もいいけれど、やっぱりスキルがないと元の木阿弥になってしまうのではないかな、と思うこの頃です。






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