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ハート・コンシャス その150
【アドヴァイスが役に立つ?】

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前回の話の流れの続編です。

僕の講師の仕事の1つに、カウンセラー講座の学習会が有ります。
これは理論だけではなく、実際にいろいろと自分で考えてもらうワークを取り入れているのですが、今週使ったネタをご紹介しますね。

まずは、宗教学者のひろさちや氏の本からの引用分をご覧ください。
(以下、「お念仏とは何か」より)

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 われわれは他人にすぐにアドヴァイスしようとしますが、そんな安っぽいアドヴァイスが役に立つはずがありません。
 どうしようもない状況だからその人は悩んでいるのであって、簡単なアドヴァイスで解決できるくらいなら、その人は悩みはしませんよ。
 と同時に、その人は自分の力でもって苦悩を脱却する以外にないのです。
 他人が救ってくれるわけがない。
 よしんば他人に救ってもらったところで、たぶんそのときはその人はすぐにまた別の悩みを抱いて、他人に頼りたくなります。
 それじゃあ、解決になっていない。
 禅僧である足立老師はそう考えておられたのです。

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さあ如何ですか?

これは学習会で考える問題のほんの一部ですが、この考え方に対して、参加者はそれぞれ真剣に、自分の考えをまとめていくわけです。

別に、この足立老師の考えに従えということではありません。
違う考えを持つのも大いに結構です。

ただカウンセリングにおいて、僕は本当にその通りだなぁと思うんですね。
例えば離婚問題だとしたら、「離れたい」、でも「離れると生活などが不安だから離れられない」。
仕事だと、「人間関係が嫌だ」、でも「生活や辞めた次の仕事を考えると会社をやめるわけにはいかない」。

大抵の場合は、このような相反する2つのことが絡んでいます。
他にも、「わかっちゃいるけどやめられない」や、「わかっちゃいるけど出来ない」など、確かに『どうしようもない状況』なんですよね。
簡単に答えが出るものではありませんし、カウンセラーの答えがクライアントにも有効とは限りません。

さて、共感も確かに大事だし、受容も大事だとは思います。
でも、僕のカウンセリングというものについての考え方はこれです。

『アドバイスではなく、(カウンセラーが)一緒に一生懸命頭を振り絞って考えること』

これが『その人(クライアント)が自分の力でもって苦悩を脱却する』ことに繋がってくれるのではないかとお思います。






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