【所有欲】 「こころ」のメルマガ

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ハート・コンシャス その152
【所有欲】

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最近、歳の離れたカップルの結婚がよく話題になりますね。
でも、それについてはなんといってもこの人、良寛さんが有名です。
子ども達と遊ぶのが大好きだった禅宗のお坊さんですが、晩年に恋をした相手は40歳も年下の貞心尼。

お椀一つで生活をし、子どもと遊ぶのが大好きだった良寛さんは、恋も自在だったんでしょうか。
僕はこの良寛さんの自在さに、とっても心服しているのですが、なかなか『とらわれない心』なんて持てそうにありません。

さて、よくカウンセリングの本なんかには「手放せ!」と書いてありますよね。
『執着するな』ということでしょうが、これもなかなか難しい話です。

人類は農耕を始めた時に、【所有】という意識が生まれたそうです。
それまでの『狩猟』の時代は、すぐ腐ったりするので『取っておく』という意識はあまり存在しなかったのでしょうね。
ところが農耕が始まると、穀物を取っておくことができるようになり、所有の意識が生まれ、それに伴い耕作地の所有というのも始まったそうです。
…だとすると、そりゃ1万年以上も前からの意識なんだから、『手放せ』と言われても(しかも自分でそうしたいと思っても)、そう簡単にはできるワケがありません。

『所有欲』というと、まずは財産を思い浮かべますが、別に財産だけに限ったわけではありません。
世の中の結婚しておられる旦那さんの中にも、妻を所有しているような考えを持っている人をよく見かけます。

子どもを所有しているような思い違いをしているお母さんも多いですね。
部下を所有物のように扱う上司や、会社を私物化している社長もいます。

しかし、こうやって考えてみると、確かに【所有欲】のおかげで人は随分苦労したりさせたりしていますね。
悩みの原因としては、かなりこの所有欲がからんでいるような気がします。
かと言って、良寛さんのようにはなれないし…。

本当に難しいですね~。



考えてもわからないので、最後に、その良寛さんの詩をご紹介しますね。
「雨の降る夜は、足でも伸ばしてゆっくりしよう」 という詩だそうです。
生涯身を立つるに懶(ものう)く
騰々天真に任かす
嚢中三升の米
爐辺一束の薪
誰か問はん迷悟の跡
何ぞ知らん名利の塵
夜雨草庵の裡
雙脚等閑に伸ばす






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